自己観照~松下幸之助の言葉より~

2012年10月20日

写真sk10k

読書の秋。久しぶりに本が読みたくなり、本棚を探していたら、松下幸之助さんの本が目につきました。
高校生の頃、実家の母の書斎に置かれていた本もそう言えば、松下さんの本がずらり並んでいて、時折読んでいたのを思い出しました。

あの頃は、あまり経営学とか、哲学。とか分らなかったのですが、何となく10代の私が心惹かれて、読んでいた意味がわかりました。
今改めて20年前の松下さんの本を読み、時代が流れても一環して変わらない普遍的な人としての生き方の真理が記されており、脈々と伝わる真髄に触れることが出来ました。

本の中で、私が痛感した一説があるので紹介させて頂きたいと思います。

「自己観照」  松下幸之助 一日一話より抜粋
自省の強い人は、自分というものをよく知っている。
つまり、自分で自分をよく見つめているのである。
私はこれを、「自己観照」と呼んでいるけれども、自分の心をいっぺん、自分の身体から取り出して、外からもう一度自分というものを見直してみる。
これができる人には、自分というものが素直に私心なく理解できるわけである。
こういう人には、あやまちが非常に少ない。
自分にどれほどの力があるか、自分はどれほどのことができるか、自分の適性は何か、自分の欠点はどうしたところにあるのか、というようなことが、ごく自然に、何もにもとらわれることなく見出されてくると思うからである。

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「自己観照」。なるほど・・・
自分の身体から一度取り出して、客観的に自分を見つめていくこと。
内観を、松下さんは実践されていたからこそ、経営の神様。といわれる程の人格者となられたんですね。

これからの時代、ますます「心力」に意識が向けられる時代となってきます。
日々の生活の中で、ほんの少しの時間でも、自己観照する時間を作ると、心穏やかにゆとりを持って過ごしていけるのでしょうね。

歴史上の先人の方々の教えには、現代の私達に大切な生きる知恵、知識を伝えて下さっています。
学びの秋。心地よい風を感じながら、心の潤いを頂けた一日でした。

学べることに感謝。

ちゅら縁かいな  コーチ・喜納優子